Erika Suzuki

鈴木 絵里香

17歳からマリンバを始める。

大学在学中に聴いた故・平岡養一氏、G.H.グリーン氏のレコードに影響され

2018年頃から卓上木琴でのクラシック音楽、ラグタイムの演奏を始める。


指導者として、障がいをもつ人の音楽教室NPO法人「ドレミの仲間」講師、特別支援級での演奏指導、

小学校〜高校の吹奏楽部パーカッション講師(2022年実績11校)を務めている。

座間総合高等学校 演奏研究講師。

また、保育士資格取得をきっかけに、音楽を用いたSST(ソーシャルスキルトレーニング)も行なっている。


1991年生まれ。神奈川県厚木市出身。 

昭和音楽大学卒業。在学中、同大学より特待生に選抜され学費を免除される。

打楽器を一丸聡子氏に師事し研鑽を積んだ。



Born in 1991. Born in Atsugi City, Kanagawa Prefecture. Started playing the marimba at the age of 17.

Graduated from Showa University of Music. While a student at Showa University of Music, I was selected as a special student and her tuition was exempted.

Currently performs solo and ensemble on the marimba, xylophone, and tabletop xylophone, and teaches percussion at music classes for children and people with disabilities, and at support classes.

I am also a Performance Research Class instructor at Zama Sogo Senior High School.

Studied percussion under Satoko Ichimaru.



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Twitter @tantantsukutan


MESSAGE

こんにちは!
こちらのページへお越しいただきありがとうございます。打楽器奏者の鈴木絵里香です。

私は100年以上昔に作られたいわゆるクラシック音楽、それと今からちょうど100年くらい前に流行ったラグタイムが大好きです。


今でこそ演奏者をやっていますが、実を言うと小学校の頃の私は音楽の授業があまり得意ではなく…
小さい頃からピアノを弾いている子たちが活躍できる授業のようなイメージがあって、音符も分からないし敬遠していました。

そんな私が楽器をやりたいと思ったきっかけは小学6年生の頃に流行った漫画「のだめカンタービレ」

やりたいと思ったことにはズンズン突き進んでいく性格なので中学校の部活は迷わず吹奏楽部を選びました!

しかし!ここで第一の壁が!

フルートかホルンをやってみたかったのに超絶音が不安定…(笑)

打楽器も面白そうで第二希望にしていたため、机をスティックでポコポコ叩いてテンポ感をチェックするオーディションを受けさせられ、無事、打楽器に決まりました。
ちなみに第一希望は音色・たたずまい的にお嬢様感のあるフルートです。

そして第二の壁!

スティックを構えたところで楽譜が急に読めるようになるわけではない(←当たり前)
楽器やりたい欲で頭がいっぱいですっかり抜けてました…
ピアノを子どもの頃から習っている先輩に教えてもらうも、全然理解ができない!どうしよう!

でもかなり内向的であまり人に尋ねるのも得意ではなく、先輩の時間を取りすぎてしまうのも申し訳ないので、CDを聴きまくり耳コピで音を覚えたり、その頃ちょうどフリーで使える楽譜製作ソフト「musescore」というのが出回っていてそれに音を鳴らさせたり。とにかく置いていかれないよう必死に周りについていきました。

中学校の吹奏楽部はさほど盛んではなく、打楽器パートはどこかからもらってきた仏壇のお鈴(笑)が大量にあって、逆に吹奏楽に必要な普通の楽器は少なかったためここはまだ正直、音楽人生のスタートという感じではありませんでした。




やっと少し楽譜が読めるようになって(読み間違いはまだ多い)、高校でも吹奏楽部に入りました。

高校では嘱託顧問にクラリネット奏者の船木喜行先生がいらっしゃり、オーケストラにミュージカルにソリスト他にもいろいろな音楽活動をされている方からしっかりと音楽の基礎を叩き込んでいただきました。

プロの現場の話を聞くのもとても興味深く、険しい世界だろうけど音楽の道をやっぱり突き進んでみたい。

人生でやりたいことが初めて出来ました。
ここで船木先生との出会いがなければ、この先、音楽をやる選択肢はなかったと思います。

高校はそこそこ進学校だったため、音楽大学を受験することに猛反対を受けました。

でもどうにか打楽器を学ぶ機会は欲しい!
師事してしまえば周りも本気だと納得してくれるんじゃないか!?

当時、打楽器を習うツテは持っておらず、なんと音大の受験講習会に飛び込み参加(今考えると本当に失礼で恐ろしいことをしたと思います。笑)

たらい回しにされた末に私を受け入れてくださったのが、一丸聡子先生でした。

先生は優しく、丁寧で厳しく、先生から合格をもらえる音をコントロールして毎回出すのが本当に難しく、耳と全身の感覚を研ぎ澄まして音にシビアになるということをビシバシ鍛えていただきました。


大学生の時は「なんでもやりたい精神」でした!

1年生の時に派遣演奏のオーディションを先輩方に混ざって受けて合格を頂き、卒業後の仕事内容にも直結するアウトリーチ事業について学びました。

音楽でいうところのアウトリーチは、音楽ホールじゃない場所など通常は演奏会を聴く場じゃないところへ音楽を持っていくことで、例えば小学校や老人ホーム、役所ロビーで演奏をします。
クライアントの求める目的・目標・人数や年齢層をヒアリングし、内容を組み立て、演奏とトークをし、終了後は主催側と達成度を確認しました。
この授業はお仕事として受注からするため、卒業後も経験がバチバチに活きています。
授業の講師陣も現場でコーディネーターをされている方で構成されていて、とてもとても厳しく、自分の社会的常識、編曲技術、トーク技術へのすみからすみへのダメ出しに心を抉られながらも、「負けないぞ!全部自分のモノにするぞ!」という気持ちで取り組みました。
この授業で鍛えられたおかげで今、仕事を頂けているのだと心からそう思います。

社会に出てからダメ出しばっかり食らっていたら仕事は来なくなってしまうので・・・

でも依頼する人が私を知っていなければ仕事は来ません。

内にばかり目を向けていた私に卒業後は仕事はありませんでした…


ここから新たな奮闘記が始まるのですが、それはまたそのうちに♪